【2022年】石川県日本酒・地酒おすすめ人気ランキング10選 食事も地酒も最高

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【2022年】石川県日本酒・地酒おすすめランキング10選 食事も地酒も最高

 

石川県は美味しい日本酒・地酒の宝庫です。

霊峰白山が良質な水を注ぎこみ、日本海からは地酒に合う最高の海産物。

美酒が育まれるには最高の条件が整っています。

近年では北陸新幹線の開通で、加賀百万石の城下町、数多くの名旅館もあり、観光地の注目度も更に上昇。

いざお土産を買うにしても銘柄が豊富で、どれを選んでいいのやら、迷います。

10年間北陸在住で味わったりっしんが、絶対飲んで頂きたい日本酒・地酒を厳選‼

おすすめの日本酒・地酒をランキング形式で紹介していきます♬

是非参考にしてください!

その前に・・・なぜ石川県は酒処となったの?

石川県が酒処となった理由

冬の厳しい寒さ、白山水系の良質な水、酒造好適米「五百万石」の産地と美酒を生み出す条件が完璧。

更に日本四大杜氏(南部杜氏、越後杜氏、但馬杜氏、能登杜氏)に挙げられる能登杜氏発祥の地で、造り手もプロフェッショナル。

大規模な酒蔵のプロ集団から、規模は小さいが繊細な酒造りを行う酒蔵も多い。

酒米の栽培もさることながら、近年では独自の品種改良で「石川門」「百万石乃白」といった開発もすすみ、一貫して米の栽培から醸造まで手がける蔵も出てきています。

美味しい日本酒が誕生する条件がパーフェクトで造り手もプロという訳です。

そんな石川の日本酒の特徴は?

石川県の日本酒の特徴

石川県産の日本酒は、「特定名称酒」の割合が全国トップクラスであるのが最大の特徴。

特定名称酒の定義:日本酒の製造工程に原料を「こす」作業が入っていること。

特定名称酒の分類:「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」に大きく分類され、お米の精米歩合や原料によってさらに細分化される。精米歩合とはお米の磨き上げる数値で、お米の中心部に行くほど雑味が少なく、希少価値の高い日本酒が出来る。

味わいの特徴は、ふくよかな甘口の傾向。
近年では市場トレンドと共に辛口の日本酒が増えて来ています。

全国新酒鑑評会にかける情熱も高く、受賞する蔵が多いのも特徴。

いい原料があって、熱量の高い杜氏集団がいれば美味しい地酒が出来るのも納得です。

それではおすすめランキングを発表していきます♬

おすすめランキング10選

10位

加賀鳶 純米大吟醸 藍【福光屋 金沢】

特定名称:純米大吟醸

アルコール度数::15度

米の種類:契約栽培した酒米「山田錦」

特徴:辛口でありながら旨味も充分

飲み方:冷や・常温がおススメ

料理との相性:新鮮な魚貝、サザエの壺焼き、金沢おでんと一緒に♬
その味は『加賀鳶』の如く粋で、キレる辛口でありながら繊細な旨味もたっぷり。

加賀藩お抱えの大名火消し集団『加賀鳶』をモチーフにした銘柄です。

9位

有機純米酒 AKIRA【中村酒造 金沢】

特定名称:有機純米酒

アルコール度数::14度

米の種類:金沢大地生産契約栽培有機米(石川県産)

特徴:酒米不使用、食用米で醸造。

飲み方:冷やがおススメ

料理との相性:金沢と言えば加能(かのう)蟹の茹で、刺身、甲羅酒にしても最高です。

米の味を損なうことなく造られた旨味の詰まった純米酒。

日本を代表する有機農家❝金沢大地❞が貴重な有機米を提供。

金沢大地代表、井村滉(あきら)氏に敬意を表しAKIRAと命名。

日本酒と農業が食の安全を世界に発信するために造られた気概を感じます。

8位

常きげん 純米大吟醸 KISS of FIRE【鹿野酒造 小松】

特定名称:純米大吟醸

アルコール度数::15.5度

米の種類:山田錦

特徴:上品なリンゴの香り

飲み方:冷や、ぬる酒がおススメ

料理との相性:和食・洋食いずれも相性抜群です。
北陸で飲まれるなら、ホタルイカと一緒に♬

農口尚彦(能登杜氏四天王の一人)が鹿野酒造在籍時『ルイヴィトンジャパン』とコラボ設計した日本酒。

2012年ノーベル賞のナイトキャップパーティーで採用。

2016年には世界一厳しいワイン評価誌が発表したポイントで、驚異的高得点を獲得。

世界的評価を得た日本酒です。

7位

菊姫 大吟醸【菊姫合資会社 白山】

特定名称:大吟醸

アルコール度数:17度

米の種類:特A地区兵庫県産 山田錦100%

特徴:香りは甘く、味は奥深いやや辛口

飲み方:冷や、常温がおススメ

料理との相性:刺身でも煮付けでも海鮮なら何でも相性良し。

昭和43年発売から変わらぬ吟醸造りを継承。

飲み飽きることのない吟醸酒を醸造する菊姫。

じっくりと寝かせた、菊姫を代表する吟醸酒です。

6位

萬歳楽 白山 大吟醸古酒【小堀酒造 白山】

特定名称:大吟醸古酒

アルコール度数::17度

米の種類:山田錦(兵庫県産特A)

特徴:柔らかい飲み口に、甘みと酸味が先にくる。
続けてキレのある辛口の後味。

飲み方:冷や、常温がおススメ

料理との相性:魚介類との相性抜群
特に白身魚・鯛の昆布〆・甘エビの刺身等

霊峰白山の麓で3年間低温熟成させた大吟醸古酒

萬歳楽は酒米の買い付け時、生産地に必ず足を運びます。

生産者の顔を見る施策で厳選した山田錦のみを使用。

米の生産者と醸造者が顔を合わせた古酒の逸品です。

5位

宗玄 大吟醸 Samurai King【宗玄酒造 鳳洲】

特定名称:大吟醸

アルコール度数::17%

米の種類:山田錦(兵庫県産特A)

特徴:フルーティーで軽快な口当たりと繊細なふくらみが魅力。

飲み方:冷やから常温がおススメ

料理との相性:海鮮なら何でも良し、特に二枚貝との相性抜群。

能登の杜氏が技術を結集して醸造した宗玄の逸品。

創業250年を節目にクラシックラベルを使用。

4位

純米大吟醸 2018vintage【農口尚彦研究所 小松】

特定名称:純米大吟醸 無濾過生原酒

アルコール度数::18%

米の種類:兵庫県産山田錦

特徴:気高く上品な酸味と芳醇な果実の香り、そして美しい余韻。

飲み方:冷やがおススメ
まろやかさを出すならぬる燗もおススメ

料理との相性:加賀野菜や魚介類など淡白な料理と相性良し。

説明するまでもなく能登杜氏四天王、日本最高峰の醸造家の一人。

“酒造りの神様”の異名をもつ農口尚彦氏がブランド名の最高峰モデル。

きっと皆さん笑顔になると思います♬

3位

奥能登の白菊 純米吟醸【白藤酒造 輪島】

特定名称:純米吟醸

アルコール度数::16~17度

米の種類:山田錦40%・五百万石60%

特徴:品のある極上の甘さと香り

飲み方:冷やがおススメ

料理との相性:鯛のカルパッチョや郷土料理のかぶら寿司と相性良し。

江戸時代末期より少量で極上のお酒を全て手造りで醸造。

現在は九代目白藤喜一氏の挑戦が様々なメディアにも取り上げられ、評価が高い。

日本中にファンが多く、完売銘柄が多いことでも知られる。

ANAの国際線ファーストクラス・ビジネスクラスの機内酒にも選定の日本酒。

2018年ブリュッセル国際コンクール日本酒部門「プラチナ」を受賞。

国際的評価の高い若き醸造家が造る至極の甘口。

白藤酒造 奥能登の白菊 純米吟醸 720ml
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2位

天狗舞 古古酒純米大吟醸【車多酒造 白山】

特定名称:純米大吟醸

アルコール度数::16%

米の種類:特A区の山田錦

特徴:2年以上熟成させた熟成純米大吟醸

飲み方:室温より低い冷やがおススメ

料理との相性:鍋料理や海鮮料理、特にお刺身に合うお酒

純米の落ち着いた風格のある香味をご堪能下さい。

2011年IWC(インターナショナルワインチャレンジ)SAKE部門「古酒の部」銀賞受賞。

天狗舞の信条は”米の旨味を飲んで頂きたい”

1位

手取川 古古酒大吟醸【吉田酒造 白山】

特定名称:大吟醸

アルコール度数::16度~17度

米の種類:‎山田錦

特徴:繊細なコクと柔らかい味わい

飲み方:絶対冷やがおすすめ

料理との相性:旬の野菜でも肉料理と相性良し。
お寿司や蟹との相性が抜群です♬

低温でじっくり、「3年」熟成させた古古酒の最高峰。

私が北陸で一番信頼していたお酒のブランドです。

全国新酒鑑評会を目標に仕込まれた大吟醸の中から最も雑味なく、味わい深い部分を低温で3年間熟成。

熟成によるまろやかなのど越しと深く柔らかい香りがすばらしい。

一度は特別な日に飲んで頂きたい。

おすすめの飲み比べセット

色んな種類を少しづつ飲みたい欲張りな方には⇩
飲み比べセットもおススメです♬

まとめ

石川の地酒選びは、人気の銘柄・受賞銘柄で選んでみる。

または、料理との相性で選んでみるもよし。

更に「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」特定名称酒の分類で選ぶのもよし。

酒蔵ごとのプレミアボトルやリーズナブルな食中酒を飲んでみるのもおススメです。

ご紹介したランキングから、是非お口にあう石川の地酒をお探しください♬

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