麃公 人物紹介② 本能型の極みにある武将

15min 

アニメ観るなら<U-NEXT>

キングダム新コミックも600円分無料で読める


U-NEXTなら無料トライアル登録時にもらえる600ポイントで新刊が無料で読めます!

麃公 人物紹介 本能型の極みにある武将

呉慶編

蛇甘平原において知略型武将呉慶VS本能型武将麃公の戦い

麃公は5千の兵を率い、軍の先頭に立ち自軍を極限まで昂らせ、闘気が一丸となって呉慶軍本陣に向けて突撃。

対する呉慶は突進する麃公軍を呉家伝統の左右から挟撃『すり潰せィ』で対抗。

麃公は呉慶のすべての策を突破し、呉慶本陣までたどり着いた。

そしてこの戦最後の大将同士の一騎打ちが始まった。

魏軍が呉慶への檄を飛ばしたことにより、信はこっちも檄を飛ばして麃公の背中を押すべきだと麃公兵に伝えるが、予想もしない答えが返ってくる。

『そんなものは将軍には必要ない・・・・・

一騎打ちになった時点で勝敗は決している。

麃公様と一騎打ちで渡り合える者など

中華全域でも数えるほどしかおりませぬ。

呉慶の武は麃公様には到底及ばぬ。

手を抜いていると言えばそうだが、遊んでいるのではない』

『将軍は呉慶を知ろうとしておられるのだ。』

麃公兵が語る通り呉慶の太刀目・気迫を分析し、

知略型武将呉慶が無謀な一騎打ちに出た理由が、

どこにあるのか探っていたのだ。

『どんな下らぬ理由で、この儂に挑んできたァ 

殺す前に聞いておいてやろうぞォ』と呉慶に聞いた。

その問いに対し呉慶は

30年前魏の東の甲という小国の王族であったが、

趙に国を滅ばされたことを語りだし、

あの日見た轟轟と燃ゆる城の光景は片時も忘れることはないと・・・

国を失うということがどういうことか貴様に理解できぬわ‼

と語気を荒くします。

それに対し麃公は『その私怨にとらわれて、

のこのこと儂に挑んできたというわけか

下らん負け犬の感傷だな

『貴様のなめた苦渋などそこら中に転がっておるわ』

と同情の余地もないとばかりにバッサリ斬り捨てます。

すべては敵軍にいかにして勝つか‼

それ以外に心囚われてはならぬ将の責務より、

侵略者に対して引くことのできない

自らの私情を優先させた貴様に待つのは敗北の二文字。

『来い呉慶!秦国大将軍の名において引導を渡してやる‼』

互いに最後の一撃を振るいますが、

本気の麃公には呉慶と言えども剣を振り下ろす前に真っ二つに・・・・・。

『ここまで儂を苦戦させた知略と、最期に武に走ったその激情、なかなか見事な大炎であったぞ呉慶!』

最初から最後まで麃公の一人舞台の様な名台詞の雨あられでした。

 

戦に私情を持ち込み、秦軍が数的不利な中、策による手立てで、秦軍を苦しめることができたはずの呉慶が、分の悪い一騎打ちに出た、心の内を剣と鉾を交えることで読み取り、呉慶の身の上話を聞いた上での『下らん負け犬の感傷』とバッサリ。

 

戦場で生まれ育った麃公には、確固たる戦への哲学が構築されており、将たるならブレてはならぬ、戦に勝つことだけに全力を注ぐべきところ、私情によりまだまだ秦軍を苦しめられた戦を壊した呉慶に対し言語道断だったのでしょう。

 

一見、兵や軍を無駄死にさせているように見える麃公ですが、本当は人一倍勝利の為の尊い犠牲というぐらい心を痛めていることが読み取れます。長きにわたる戦場での経験で多くの仲間を失ってきているはずです。しかし、その仲間に報いるのは勝利でしか、報いることができない。だからこそ、勝利した時には皆で、その美酒に酔い、仲間を弔っているのではないでしょうか。

 

そして、戦った敵将に対しても敬意を払い、やっぱり深く読めば読むほどに、かっこいいとしか言いようがないですね‼

龐煖編

蒙武・桓騎・王翦らの活躍により合従軍との函谷関攻防戦15日目、

合従軍は燕軍を除くすべての合従軍が開戦前の位置まで退却。

これは李牧の合従軍総攻撃の作戦が失敗したことが原因であることは明白。

各国将達も函谷関を落とすことは

極めて難しい状況になったことに気付いていた。もちろん李牧も・・・・。

そしてこの夜李牧は忽然と姿を消した。

翌朝各国将達一同が顔をそろえ、

李牧がすでに合従軍を離れたことを聞かされた。

そして各国から精鋭一千人ずつ選出し、李僕の元へと指示を残して・・・。

函谷関攻防戦20日目突如として李牧が、

秦国首都咸陽を落とすべく、函谷関を咸陽までの北道とすると、

もう一つの咸陽攻めルート南道に四万の軍を率いて姿を現し、

秦国を恐怖の底への突き落とした。

李牧は函谷関攻防戦不測の事態に備えて、

少しずつ南道に兵を送りこんでいた。

しかも趙軍の手柄だけにしない配慮として、

各国の精鋭一千を呼んだのだ。

楚軍媧燐をして自身と考え方は似ているが、

ここまで各国への心配りまで見せつけられると、

出来すぎだろとバミュウに八つ当たりします(笑)

遡ること函谷関攻防戦16日目、麃公だけは、野生の勘とも言うべき趙軍の移動する砂煙だけをみて、李牧の不穏な動きを見逃さず信と共に合従軍別動隊に何とか追いつき、趙軍を追撃。

李牧もすぐに知略の極み❝流動❞を発動し対抗。信達は流動によりバラバラに隊を分断され、李牧に近づくことが出来ないが・・・・

本能型の極み麃公は流動を打ち破り、李牧本陣にたどり着いた‼

李牧はいままでたった一度たりとも攻略されたことのない❝流動❞を、

たった一度で討ち破った麃公に本能型の極みと称し敬服するも、

落ち着き払った様子。

それもそのはず最強・最悪のカード

趙軍三大天龐煖を帯同させていた‼

麃公はすぐに龐煖が武将の類ではなく、

武の塊であることに気付き、王騎の様な天才が負けた理由も察した。

そして李牧の最後の刃と一騎打ちで戦うことを決意。

もはや全身全霊の力を攻撃に注がねば太刀打ちできないことも悟り、

盾も捨て一騎打ちに出た。

龐煖の強さは言うまでもないが、

龐煖は麃公に物足りなさを感じる。

しかしこれは呉慶との一騎打ちの時にした、

敵将を知ろうとしている行動で、

火のつけ所を探っている段階なのだ。

そんなこととは知らぬ李牧は麃公に、

もはや流動により本陣は孤立無援、

助かる見込みもなく敗北しかないと告げる。

麃公は火のつけ所を探るべく、

王騎は矢が刺さっていなければ龐煖に勝っていたことを持ち出した。

僅かに動揺した龐煖に勝てなかった王騎の幻影を追ってきたかと問い、

龐煖は戦場に来た理由は王騎の力が何だったのか知るために来たと答える。

麃公は龐煖に対して、

個の力が王騎に敵わなかった理由だと誤解し、

王騎の強さの源が、いまだに解らない、

ただのど阿呆じゃと切り捨てます。

李牧も本質をついていると・・・この短き間に見抜くとは・・・・ 

龐煖の大いなる矛盾については

王騎 人物紹介⑪『天下の大将軍ですよ』双肩に宿る編で読んでみてください‼

更に麃公は王騎の強さの源が

たしかにその答えは戦場にあるぞォ

と動揺した龐煖に強烈な一撃を浴びせます。

それを見た麃公兵は呉慶の時と同じく、

龐煖を知ろうとする時間が終わったと、

ここから麃公の鉾の力が上がることを確信し、

一気に士気が上がります。

それを見た李牧は麃公は侮れぬと、麃公兵の殲滅を指示。

種火すら起こさせぬと・・・

麃公は岳牙副長が討ち取られるところも

咸陽防衛の尊い犠牲とばかりに互いに笑った。

そして麃公は龐煖の首を手土産にすぐに行くぞィと見送り、

李牧本陣には麃公将軍たった一人となった・・・・

そこへ信が麃公を助けようと本陣に近づこうとするが・・・・

麃公は『前進じゃア 

ここは貴様の火を燃やし尽くすところに非ず 

咸陽へ行け 童信』

最期のメッセージとして盾を信めがけて投げつけました。

このシーンで信は王騎の鉾に次いで、

麃公の盾まで授かります。

この盾へ込められたメッセージは

 

①盾=守る⇒咸陽を守れ。

ここは勝利の為の尊い犠牲の場所ではない。無駄死にするな。

②自身にはもう盾は必要ない。

は覚悟しているが、生を諦めた訳ではない。

最後は趙軍に一太刀浴びせ進軍を遅らせてやる。

③次の世代はお前に任せた。

本能型の後継者指名。死力を尽くして秦国を守れ。

 

麃公から信に、上記のようなメッセージが込められていたと思います。

そしてとうとう龐煖の圧倒的な武の前に決着がつく時が訪れます・・・

麃公は片腕をおとしてなお将として

最後の最後までどうやって敵を葬るかしか考えず、

龐煖の首は取れないまでも、

腕一本手土産にへし折っていきますが・・・・

最期はかっこよく

『童 信 火を絶やすでないぞォ』

と言い残し龐煖の鉾に倒れました。

この言葉には、このド阿呆(龐煖)には永遠に理解できないだろうが、敵味方を問わず様々な人の思いを双肩に宿すからこそ人は強くなれる、それがこの戦場にはあり、つむがれていく。その火を絶やすでないぞォというメッセージが込められています。

麃公の死に取り乱す信を、壁が頭を冷やせと殴るシーンは胸が熱くなる名シーンです。

その後の壁のセリフもこのシーンを熱くしてくれます『将軍が前進とおっしゃたのが聞こえなかったのか‼盾を投げられた意味がわからなかったのか‼ここで我らが脱出し、その遺志をつがねば、咸陽を守らねば麃公将軍の死すらその意味を失ってしまうのだぞ』

この合従軍別動隊追撃戦では麃公の戦場における野生の勘が冴えわたり何度も秦国を救う活躍がありました。

まさに❝麃公劇場❞でした。名ゼリフ・名シーンが多すぎます。

 

まず遠くに見える僅かな砂煙を見て、敵の策略をいち早く見抜いた。

 

次は合従軍別動隊を追撃するシーンで、李牧が流動を使い麃公軍をバラバラにしていきます。李牧が本能型で一番恐れている慶舎ですら一度たりとも攻略できなかった策略を、麃公は初めての流動を攻略し、李牧本陣にたどり着いた。李牧には『私の理解の範疇を超える本能型の極みにある武将』と言わしめた。

 

そして、李牧本陣にいた龐煖と数回鉾を交え、自分の持っている情報と龐煖との僅かな言葉を交わしただけで、龐煖の中にある理解できない矛盾を見抜き、李牧をして、『本質をついていると・・・・』と言わしめた。

 

そして死に際まで麃公は自分を貫きかっこよく笑顔で、龐煖の腕一本手土産に仲間のもとに逝きました。

戦場で生まれ、戦場で育ち、戦うことを生きがいとしてきた麃公は戦場で死ねるなら、本望といった表情で仲間のもとに逝った気がします。

桓騎大活躍の20巻

キングダム (20) 原泰久
created by Rinker

桓騎の初登場は単行本19巻。

戦の天才と恐れられた桓騎の強さがわかるのが20巻。

U-NEXTならお試し登録で、無料でキングダム20巻を読むことができます。

桓騎のことをもっと詳しく知りたい方は、以下のリンクから20巻を無料で読みましょう!

無料でキングダムを読む!

U-NEXTならお試し登録時にもらえる600ポイントで新刊が無料で読めます!

お試し登録すれば、アニメキングダム第三シリーズも31日間見放題!

シリーズ史上最大規模の合従軍との戦いを見たい方は、以下のリンクから⇓

まずは無料トライアル<U-NEXT>

↓無料キャンペーン開催中に是非チェック↓

U-NEXTの解約は、いつでも手続き可能です。

無料トライアル期間中の解約の場合、月額料金は発生しませんのでご安心ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です